数時間たってもう外は夕焼け色に染まっていた。

「ねぇ、今からどっか行かない?」

美佳の彼氏が突然言い出した事をみんなすんなり受け入れてしまった

美佳の家を出て私たちは街へと向かった

美佳と美佳の彼氏がスタスタ前を歩いている後を4人で歩いた。

さすがに良哉の横は無理だった。

「どこに行ってるの?」

私の質問に美佳と美佳の彼氏が勢いよく

『ゲーセンに決まってるでしょ!!』

えぇぇえ!!!

ゲーセン=カップル同士でプリ

じゃないの!?

そう考える私がおかしいのかな!?

アタフタしてる私に

「行くの嫌なの?」

良哉の質問。

私の頭は思考停止。言われるままゲーセンへと入った。


「みんな入った?」

「きつっ!6人とかパナイ(笑)」

ギャーギャー言いながらもみんな笑顔だった。

その後はみんな普通にファミレスに入って何故だか語りだした。

普通のたわいもない話でも良哉と話せたことがすっごい嬉しくかった

「そろそろ帰るかぁ」

楽しい時間はあっという間。

それぞれの家に帰るため私たちはバラバラになった。

一人でぽつぽつゆっくり歩いていた。

すると・・・。

「ちょっと待って!!!」

「へ?」

良哉が走ってこっちに向かっていた

「少し話さない?」

えっ!?何で??

「ぅん。」

そして私たちは小さな公園に入った。

ベンチに2人横に座って少しの間沈黙続いた。

「あのさ、俺川崎の事振ったじゃん。」

いきなりそこを掘り返してくる!?

「うん。そうだね・・・。」

「あれ撤回してくんない?」

「へ?もう一回言って」

「だから、俺と付き合ってって事。」