嘘!?

ありえないことが今現実した。

私の頬から伝うのは暖かな涙。

「何で泣くの?嫌?もう嫌い?」

「ううん。そうじゃなくて嬉しいのぉ無理だと思ってたから・・・。」

拭いても拭いても止まらない涙。

目の前には私の大好きな人

ゆっくりとその手が伸びてきて優しく私の頬に触れる。

涙を拭いてくれた。でも、その優しさにまた涙が出てくる。

「これからよろしく♪」

眩しい笑顔。ようやく私は手に入れた。

川崎 香夏子 中学二年生 夏

初めての恋

そして初めての彼氏

この幸せが永遠に続きますように・・・・。



*  *  *  *  *

ねぇ?あなたはあの時どう思ってたの?

私は正直嬉しかった。

あなたの隣に居れる幸せを離したくなくて精一杯だった。

もし、あの頃に戻れるなら

少しは運命ってものが変わっていたのかな?