カツン― カツン。 「神楽サワ。24歳。3年たったのにまだお茶くみ係……でしょ?そろそろここでない??」 その男の子は私に近づいてさっきの可愛い笑顔でそう言った。 「誰から聞いたんですか?」 「ん?さっきの若い女。」 後輩がベラベラ喋ったんだ!! 「今日から俺が社長だから。澤田良平、30歳。お前は社長室専用のお茶くみ係ね!」 ドキドキしていた。 何でかわかんないけど、ここから広い世界に行ける気がしたから?? 彼の笑顔にも吸い込まれそうだった。