「あの子だよ、」 「ああ、あの地味な?」 「うん、てかよくあんな格好して来れるよね」 「今日レミ達に絡まれたんでしょ?」 「ださいよね」 よく聞くあたしへの悪口。 あたしがあんた達に何したって言うんだ。 つか、いつもこそこそ言ってるけどまる聞こえなんだよね。 あたしがそいつらをちらっと見ると女はあたしに気づいてどこかに行ってしまった。 最後に「ださ」と残して…。