「私も好きだよ。瀬川くんのこと」 風で飛ばされてしまうんじゃないかってくらいの声で伊知がいった。 俺は嬉しすぎて大声ん上げて喜んだ。 俺………今日から………伊知の彼氏なのか? 彼氏なんだよな? 一緒にいていんだよな? めっちゃ嬉しい…… あとで、凌にお礼でも言っとくか。 なんだかんだ、いろいろしてくれたし。 そんなことを想いながら、二人で校門を出ていった………