「あっ! 櫂斗!授業始まるから戻るねぇ〜」 「おぅ、」 ……あたしの目線に気づかなかったのかい! 仕方なく席に座ると、お尻の右側だけ温かい。 ……どんだけ櫂斗にくっついてたんだろ。 「はぁ………」 ため息を出そうと思ったら、お隣に先を越されてしまった。 って、ため息ついたの櫂斗? 幸せな人が何ため息ついてんだろ。 ちらっと櫂斗をみると、ちょっと疲れたような顔をしていた。 さっきまであんな笑顔だったのに。 まぁ、あたしには関係ないかっ!! .