スゥ―、ハァ―…。
あああー!!
空気が気持ちいぃー!!!
バスの中で揺られて着いたところは、
辺り一面自然がいっぱいで綺麗な川が流れているキャンプ場みたいな場所。
なんかすっごいワクワクする★
さっきの疲れなんてぶっ飛んだ感じ。
「ねねね!!早く行こ行こ!あーすっごい楽しみ!」
「分かった!分かったから!ちょっと待ちなさいよ栞南。ほら、亜梨沙も置いてくわよ?」
「ああ~!待って待って!」
なんかあたし、
"置いてくよ?"って何度も言われてない…?
もしかして行動遅い…?
それにしてもなんか、綾夏がお母さんみたい。
良いお母さんになれそう。

