バスの中は、飛行機で言うファーストクラスみたいな感じで自分の席でゆったり過ごせるように設備されていた。



うん。

バスでよくこんなもの造ったよね。


あたしから見ても凄いもん。



あたしたちはバスの中の設備に驚きながら席に座った。


その後にすぐにあの厄介な木村君と桐島君と藍川君があたしたちの隣に座って来た。


まじですか………。

そりゃグループで固まって座るのは普通だけど、そんな真隣に座ることなくない?


前に座ればいいのに―…。


それからしばらくして、バスが目的地に出発した。


そして案の定、バスが着くまであの3人とずっと話してなきゃいけない羽目になった。



綾夏、栞南。

お疲れ様でした。



あたし。

お疲れ様。