え……ちょっと待て諸君。あたしら何かしたかい?
あの~なんでみん――――………
「「「きゃぁぁぁぁあ!!!愛梨沙様と綾夏様と栞南様のお通りよぉぉぉお!!!」」」
あ―…はい。
わざわざ御丁寧にありがとうございます。
てかそんなに叫ばなくても…。
まぁ、いつものことだし。
言っても聞かないなきっと。
それにシカトはまずいな。
「みんなありがとう♪」
みんなはキラキラした瞳でこっちを見てくる。
あたし達が東棟に来たことによって、今度は男子も増えた。
「愛梨沙、もう早く行くよ?」
「普通にAクラス覗いて実験室行けば良いんだから★」
「あーい。」

