「ねぇ!今日Aクラスにでも行ってみたら?」 「そうだよ!それがきっかけで急接近~なんて★」 「アホか。行かないし。」 それから、教室に着くまでずっと新城 陸人のことについて話してた。 超超超カッコ良過ぎてこの学園には大規模なファンクラブあるだとか。しかもそれはうちの学園に止まらず、他校にも存在するんだとか。 どんだけですか。他校の知らない子も虜にしちゃってるんですかあなたは。 罪深い男ですね~。 そんなことを思いながら、ほとんどのクラスメイトに声を掛けられる忙しい朝を過ごした。