つやつやとした黒い髪。 スーッとした高い鼻。 鞄を持つ長い指。 透き通ったちょっと茶色の瞳...。 なにもかも全てが この世のものではないよう。 もし、 この世に存在するものに例えるなら 彼はまるで ――――――――太陽。 「な、なんの騒ぎこれぇ?」 いつの間にか戻っていた奈生は、 口を手で覆って太陽の彼がいる 教室の扉の方を眺めて驚いていた。