てぃーだ
「あれ?」



突然てぃーだが、素っ頓狂な声を出した。


シチロー
「どうしたティダ?」


てぃーだ
「今、一瞬絵の顔が変わったように見えたんだけど……」


子豚
「絵の顔が変わる訳ないじゃない♪きっと気のせいよ♪」



そんなてぃーだと子豚のやりとりを聞いていたシチローは、ふと…ある可能性に辿り着いた。


シチロー
「まてよ…もしかして、そういう事もあるかもしれない!」



シチローは、もう一枚の絵を空いている方の手で持ち上げ、そのまま方向を変えて太陽の光の射す窓に向かってかざしてみた。