「あっ!
 姫やん。」
と臣に声を掛けられた。
「アハハ・・・
 おはよう、みんな」
「姫ちゃんおはよう。」
「何でまたお前がいんだよ。」
と不貞腐れ気味の藍翔。
「「・・・」」
相変わらず無言の匡と吾津騎。
「あやめちゃんと仲良くなったんだ?」
「うん。」
そんな話を悠君としていると
あやめが口を開いた。
「匡、話があるの。」
あやめが言うと
シーンと静かになった。
「分かった。」
匡は深呼吸してから答えた。

そして2人は出て行った。