分かってたんだ。
「有り難う。」
「いいよ。
 ちゃんと仲直りして3人で幸せに
 暮らしてほしいしね。」
「ながずようなごどゆわないでよ。」
「ははごめんごめん。
 もうそろそろ行かないといけない
 時間かな?」
「ホントだ。
 じゃ行くね。」
「なんかあったら言いにきなよ?」
「はぁい。
 有り難う。」
涙を拭いて教室に行った。
教室の前では山田先生がいた。
「ギリギリセーフだな。
 よし、名前呼んだら入ってこいよ。」
「はい。」
ガラガラガラ
とうるさい教室に入って行った。
「てめぇら静かにせんかぁああああああ。」
ピタッ
と全員の声が止まった。

すごッ!