「姫榎。
 おい!!しっかりしろ。」
そんな吾津騎に私は笑いながら
言った。

「そんな・・か・お
 しな・・いで?

 いつも・みた・・いに
 いじわ・・・るな・かお
 みせ・・てよ。」
「もうしゃべんな、
 直ぐに救急車くるから。」
「うん。」

ここで私は意識を手放した。