英「なにボーっとしてんだ?」
椿『ちょっと……ね…』
英「あ…そぅ。椿?」
英斗くんの顔。
綺麗な顔立ち。
椿『ん?…』
英「背中、見えてる」
椿『ホント!? やだぁ〜』
立って隠そうとした時。
冷たい手が…
腰のとこにある。
椿『英斗…くん?』
英「…綺麗だな…。」
椿『…椿の花?
それとも、彼岸花?』
私の背中にある入れ墨。
左腰下あたりに小さな椿の花。
右腰上あたりに小さな彼岸花。
英「両方。」
椿『ありがとぅ』
私が星龍に入ると同時に
体に彫った入れ墨。
私の体に一生残る入れ墨。
でも、私だけじゃないから。
英斗くん、祐樹くんもある。
多分、龍とかも
、

