『『かんぱーい!』』

4人の声が重なり、

賑やかな声が店に響き渡る。

「1年って早いな。」

尚が言う。

「そうだね。」

ニッコリと微笑む芽衣。

「去年はバラバラで、色々あったけど、今は一緒だもんな?」

渚が千沙に向かって微笑む。

「本当だね。

芽衣と尚の誕生日だし、

クリスマスでもある。

今日は本当にステキな日だよ♪」

一口オレンジジュースを飲む千沙。