『16年後のクリスマスに、2人が互いに愛し合って口付けをすれば、2人は永遠に愛し合えるでしょう。』 チチチチチっ ガチャンッ 目覚ましを止める。 「また、あの夢…。」 目をこすりながら起きる私。 天使が出てくる。 そして、天使の前でお礼を言う2人の男女。 なぜ、こんなにもあの夢が出てくるのだろう。 答えは簡単。 明日は、16回目のクリスマスだから。 そして、16回目の誕生日。 でも、私にはそんな彼氏なんかいない。