世界の果てに - 百年の光 -


ただ…ただ、ね?くっつきすぎてはいませんか?


「リオ……またすごい顔してるよ」


「え!?」


アスティに小声でつっこまれ、あたしは慌ててひきつった頬の筋肉を手で伸ばす。


「ユーリちゃんにも、手伝って貰いたいことがあってね。さ、座ろっか」


オーガはそう言いながら、あたしたちを椅子へ促した。


テーブルを囲むように、椅子が七つ。三人ずつが向かい合い、何故かあたしは一つ離れたお誕生日席へ座らされた。


それよりも、リュウさんと目を合わせようとしないエルの態度が気になってしょうがなかったけど。


「では、改めて」


あたしの右手に座るオーガが、咳払いをしてから口を開く。


「俺たちは、この世界と…リオちゃんを救う為に、今回ここに集まった。明日の作戦の前に、メンバーの再確認をしよう」


オーガはぐるりとみんなを見渡して、異論がないことを確認してから続けた。


「まずは俺、オーガ。ここ、アメルティカ国の王子であり、今回の最重要人物である国王の息子だ」


オーガはそのまま、自分の右に座るユーリと、その右隣のダルクへ視線を移す。


「ダルクとユーリには、国の外と中から情報を集めてもらっていた。それから…」


ダルクの向かい側に座るリュウさんが、フッと笑って口を開く。