あの木の下で……



「………いるよっ!!!」


『そーだよ凜。そんなに凜が惚れるんなら、もちろん俺よりかっこいいんだよな?!』



「………は?」


『なんなら……俺にしとく?』



−−−バコッ!!!


『いっ!……………』


『もう!!馬鹿涼!!!どーせあたしのことなんて好きじゃないんでしょ!!』


あーあ…美佳が怒っちゃったよ……


『冗談だよみーかっ♪俺が好きなのは美佳だけっ』


『……………っ//』