"高橋 修也"

『高橋 修也(タカハシ シュウヤ)だ。高橋は、今回親の都合でこの高校に転入することになった。皆いろいろ教えてやれよ!!じゃあ、高橋から一言』

『今日からお世話になります。皆さんよろしくお願いします』

彼は、眩しい程の王子様スマイルで言った。

女子のみならず、男子までもが見とれているような気がした。


『じゃあ、、、高橋はそこな!!渡辺の右が空いてるだろ』



彼は、私の隣に座り

『よろしく』

と言ってきた。

私は彼のあまりにも眩しい笑顔よりも、今この現実を未だに受け止められずにいた……