「何がいい?」

あたしと貴方の
好きな曲をかけた…


ノリくんと
話し始めた。

「俺はお前やから
今日まで待ってたんやで?お前が好きやから」


慣れた口調…
声としゃべり方が
…雅に似てる…

話の流れで
ノリくんがあたしの
手に触れた
なんだかくすぐったく
すごい幸せだった。


「あたしね…
手小さいの…」

なんとなく云ってみた

あたしの手を
握ってマジマジ見つめる

「うわ…本間や!
何これ可愛い〜!小さいなぁ!」

やだ…
手の事言われるのは
嫌いなのに…
何…?
すごく嬉しかったんだ


あたしは
極度の恥ずかしがり屋

ノリくんを
見つめる事も
出来なかった…

「そっち行こっかなぁ〜」

「え?は?何…?」

「よしっ」

ギシッ…

本当にノリくんは
あたしの上に
やってきた…

うわぁ〜
やばい…
この体勢やばい…
息つづかん…


ノリくんはあたしに
キスをしようとする

あたしは
恥ずかしさのあまり
あたしは顔を
何度もそらす…

「だぁ〜…なんでこんな好きやのにキスも出来ひんねん!」

貴方は少しスネてる?

その横顔が…

“やばい…
確実にあたしはノリくんに落ちてる………
横顔が…愛しいよ”


横顔だけを
あたしは見つめた

貴方はすごく
積極的ね…

あたしの身体抱き寄せるそしてあたしを
抱き締める…

後ろからも強く…

愛しい
愛しい…

「大好きだ」
心では叫んでた…


あたしの
内モモに手をしのばせてくる貴方の手つき…

さすがね…

すこし焼きもち…

慣れてんな〜
緊張してんのは
あたしだけか…?

本当に思ってた

途中あたしは
眠った…

すぐに貴方のキスで
目が覚めた

「…ん…」

「あっ…今キスした」

「してない」

絶対してた
なんだか記憶あったもん

ああ…
幸せ…

本当はもっと
したいけど
恥ずかしいから
無理だわ…


ねえ…
あたしの手を握って

あたしは思ってた