「一体何処にいんのよ…」 凛のため息混じりの声が聞こえる。 隠れれて見つからない場所… そんな都合がいい場所なんてそんなにない。 そもそも、学校にいるのかな。 「麻由が…行きそうな場所とかないの?例えば、もう家とか…」 「さっき下駄箱見たら、靴あったから学校にいると思う」 「麻由が…悠斗が行きそうな場所は?」 凛はしばらくの沈黙の後、思い出したように走り出した。 あたしも無言でついて行く。