「きゃはは、驚いた?」 と、ニコニコ笑っている凛。 「び…びっくりしたーっ!」 本当に心臓に悪いよ… 「あんまりむちゃくちゃしたらダメだろ」 と、凛の頭をぐしゃぐしゃとする麻由。 「ごめんごめん、帰ろう♪」 「うん…」 机の横に掛けてあったカバンを手に持ち、凛と麻由の後を追う。 「キャーーー!!椎名くん!」 「一緒に帰ろうよ」 「カラオケ行かない?」 教室を出る寸前に、女子の甘い声が聞こえてきた。 「行かねぇから」 そういいながらあたし達の横を抜けて行ってしまった。