「ひろおはよー♪」
いつもの調子で病室に入る。



あれ…?
ひろの様子がおかしい。


ひろは私を睨みつけながら言った。

「お前って…俺がいない間に大勢の男とやりまくってるんだろ?」


全部が全部本当ではない。
でも全部が生活嘘でもない。

私は否定できなくて黙った。



「やっぱ…本当なんだね…。」

ひろは私と目を合わせなくなった。


またひろが口を開く。

「別れよう。」


「いや…。」


私は声を震わせて言った。

「出てけ。」


と言って
私の事を思いっ切り殴った。


私は別れる事を受け入れた。