はぁー…。

これから一人ぼっちか…。


ってため息なんてダメ!!

何度も自分に言いかけた。

でも正直ひろがいないのは
すごく辛い。

でも頑張らなきゃね。
ひろはきっともっと辛いはずかだら。

「よしっ!」


と私は気合いを入れて
ひろが待つ病院へ向かった。


「今日も元気なひろと会えますように…。」

いつもそう願って病室に入る。
で…
ひろの明るい笑顔で安心する。

その笑顔があと
何回見れるんだろう…。


考えもしなかった。


『前田さーん。』

ビクッ!!


先生に呼ばれるのはいつも
嫌な話しばっかり。

次は何を言われるんだろう…。

私はできるだけ明るく言う。


「待っててねー…♪」


「へーいっ。」


私はすごい長い間ひろを待たせてしまった。