君の隣。

*~*~*~*~*~*~*~


「うーん!
意外とおいしい!」


「よかったな。」


「うん!」



アイスのコーヒー味は
そんなに苦くなくて…。



「私も一歩大人に
近づいたなぁ。」



「うーん、
まだまだ子供だけどな。」



「ま、そうなんだけどさ。」


「そんな落ち込むなって。」


「だって、早く
大人になりたいじゃん。」


「そうか…。」


「うん。」



長谷川君は
少しだけ哀しそうな顔をした。