「アイス好きなの?」


「うん、
食べ過ぎておなか壊すぐらい。」


「ははっ、
お前らしいな。」



「えー、
食いしん坊ってこと?」


「あぁ。
なんか両手に
アイスもって食ってそう。」


「おぉ、正解。
実際両手に持って食べるよっ。」



「…ぷ。」


「そんなに笑うの?」


「いや、だってさ
予想通り過ぎて
光景が頭に浮かぶんだよ。」


「そんなに?!
恥ずかしいなぁ。」



「ごめんごめん。」


長谷川君は
私の頭をポンポンと
撫でる。


あ、
長谷川君の手
大きいな…。