--キーンコーンカーンコン--

「おーい、小鳥ーテストどうだった??」


今わたしに話したけたのは大親友で幼稚園からずっと同じクラスの花園 楓だ。

(この学校は幼稚園から中学校まではエスカレーター式なのだ。)

「だめだ~~~~楓数学とか3問しかとけんかった」


「小鳥ーそっちのほうがすごいと思うよ・・・」


楓は、学年トップの成績だ。

「楓はいいなー頭良いしかわいいし~」


「そんなことは無いって!小鳥は『運動面は』男子でも右に出るものはいないもん!」

「楓ひどーい!わざわざ『運動面は』のところ強調しなくてもいいじゃん」


そうなのだ。私は運動はできても勉強オンチ方向オンチおまけに男勝りなのだ~~


--次の日--

「テスト返すぞー呼ばれた奴から来い」

「相沢・・」



























「花園 楓!お前は今回のテストも学年トップの満点だ。」











「雛瀬 小鳥!お前はオール赤点だ。『夏休みびっちり補習決定!』券をお前にやろう!」