「美雨?」




声に反応して振り返ってみると……そこにはなおがいた。



「あ!なおっ。なおも勉強しにきたの?」



「あぁ、美雨もしてんの?」


「うんっ。」



「美雨は勉強しなくても大丈夫だろ。勉強するべきなのはまなとまっつんだ。」



「そ、そんなことないよっ。うち分かんないところがいっぱいあって…」




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