大岩は目の前。腕力でどうにかなるものではなさそうだ。 その下から小声で聞き覚えのある声が。 『だから、言ったろ。あいつは目的のためなら手段も選ばず結果も顧みない、鬼のような奴なんだよ。あいつと組むと消し炭になるぜ』