花は他の誰にも触れさせてはならなかった。 花の不思議な力を狙いにやってくる者達には勿論のこと。 だから、その泉の花を守るため、神殿奥、花のありかまで猫の子一匹、近づける訳にはいかない。 そのために王家は花の番人を付けた。