溜息ひとつ またあなたは来ない


 ポストに願いかけて すれ違う朝


 もう あなたを知らない頃には戻れないというのに


 いかがわしい笑顔ふりまいて


 あなたはどんな化粧をしているでしょう


 もう あなたを思わずに済ませられないというのに



 明日があるなら 息の根を止めて


 私を 私を 私を 愛で殺してください


 夢ならば もういらない


 夢幻の夢に 眠るくらいなら
  

 あなた さよならの華で見送って