年下君の甘い誘惑






あれ…今、あたし何て……??





「は?未来、何言って…。」




驚いている龍を見てようやく自分が口にしたことの重大さを理解する





「え、あ、なんでもない!」





その場から逃げるように鞄だけもって龍の部屋から出ようとすると、あたしの腕を龍が掴んだ






「どこ行くんだよ?」



「ごめん、離して…。あたし帰る…。」




あたしの腕を掴んでる龍の手は更に力を増して、腕が痛む




「帰るってなんだよ。坂石雅人って誰?」




こんなに怒ってる龍を見たことが無いっていうくらい、龍の声は低くて冷たいものだった






「…………。」



「何?隠すことなの?」






――――――――――――ガンッ!!!






黙ってるあたしを見てイライラしたのか、思い切り壁を蹴飛ばす





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