―――――――――――――ドキ
彼氏に向かって微笑んでる山岸未来を見て、一瞬胸が高鳴った
別に俺に笑顔を向けられたわけではないのに、何で俺がドキドキしてんだよ…
すると、ボ~ッとしているうちに2人が身支度を整えて帰る支度を始めた
やべ…、俺も帰らなきゃ
俺は2人にばれないようにその場から逃げるように帰った
それにしても…山岸未来、可愛かった…な。
今なら、隼人が好きになる理由も少しは分かる気がする
てゆうか、さっきからなんか胸がいてぇ…
帰り道、頭から山岸未来の顔が離れることはなく
よく分からない胸の痛みと一緒に、ただひたすら歩いた
