年下君の甘い誘惑






学校に行きたくない
雅人と顔を合わせるのが気まずい


だけど学校に行かないわけにもいかないし



気持ちは不安なまま、適当に身支度を済ませ家を出た




雅人に会ったら、どうしよう
ちゃんと言いたいことは言うべき?
それとも、何事もなかったように接するべきなのかな?



避けられたら、どうしよう



どうしても考えがマイナスになる、あたしの悪い癖



そんなことを考えながらボーッと歩いていると



「あ、未来じゃん。」



誰かが肩を叩いてきて、振り返る
もちろん声を聞いただけで、誰なのかは分かっていた



「……………龍。」


「久しぶりだな。元気だった?」



そう言って笑う龍を見て、緊張と同時にホッとする気持ちが芽生えた