AM 7:00









―――♪~♪―――――









着信音が鳴る。




誰だよこんな朝っぱらから。




とりあえず電話なので取る。









「…誰?」




『あ、麗奈ちゃん?朝早くからごめんね、今日休みなのに。』




出てみると(ちょっとクセのある)バイト先の店長だった。




「はい、何っすか?」




『あ~、マジごめんなんだけど、今から大丈夫かしら?』




嫌な予感がした。




「それって…今から来いと?」




『ん~、そうなるわね。』




「それ行かなきゃ…『駄目よ!』




『とりあえず9時には来て!じゃ!!……ツーーツーーツーー』




切れた。




とりあえず行こう。




会社は遠くではないけれど、バスの時間もあるから…とりあえず、急ごう!!