みぃちゃんと駅前に着くと、男の人がたっていた。
か、かっこいい…
「あ、いたいた! 結羽!」
「おぉー実紗か!」
私は心臓をドキドキさせていた。
「あのね、結羽に紹介してあげるって言った子この子だよ!名前は弥生!」
「ど、どうも…弥生です…」
「可愛いじゃん…」
「と、とんでもない(汗)」
私は結羽って人が好きになっていた。
「あとは二人で話してね!それじゃ!」
ど、どうしよう…
二人きりになっちゃった…
何も話すことないよ…
「ねぇ…」
「は、はい?」
驚きすぎて声が裏返った。
「ぷ」
「わ、笑わないでくださいよ!」
私、結羽に笑われたし…
最悪。
「俺と付き合わない?」
「え?」
「だから、俺と付き合わないって言ってんの」
「わ、私でよければ…」
「よかった…」
ん?
唇に何か柔らかいものがあたった。
私はキスされたんだ。
一回離すと今度は大人のキス。
「ん…」
「大好き…」
そんなこと言われたら顔が赤くなってしまう。
そして私たちはメアドを交換し、それぞれの家に帰った。