私は中学3年になった。
もう受験生。
私は春野弥生。
今だに彼氏はできず…
私の親友、紺野実紗ことみぃちゃんは彼氏ができてちょーラブラブ。
羨ましいなぁ。
「ちょっと弥生!」
「えっ? あ、ごめん…」
私はボーッとしていてみぃちゃんの話を聞いていなかった。
「何考えてたの?あ、もしかして彼氏欲しいとか?」
「…」
「あ、図星らしいね(笑)」
「もう…!」
私はちょっとむきになってみぃちゃんに言った。
まぁ…彼氏欲しいのは事実だけどね。
「いいよ! ちょうど弥生に合いそうな人いるから紹介してあげるぅ!」
「えっ? ホント?」
私は心の中で喜んだ。
すごく嬉しいから。
「じゃあ今日放課後一緒に駅前に行こ! そこで待ってるらしいから!」
「うん!」
私はちょー楽しみにして放課後がくるのを待った。