「…あぁ、そうだよ」

惟斗はこたえた

「あ、あと、俺さぁ
兄貴に取られたくないから
力ずつくで柚衣を
手にいれてみせるから」

何か怪しげな顔をして

惟斗は隼人に告げた

「あ、あと俺
明日自分の気持ちを
伝える気だから。
ま、兄貴にはできない
だろうけど(笑)」