「あ。柚衣。大丈夫?」 ようやく、気付いた 佑樹が近づいてきた その瞬間、牙先生が 私のとこに戻ってきた。 「佑樹は、荷物を頼む」 そう、言うと先生は 私をお姫様抱っこした。 「…ヒャッ。」 おかげで変な声が出た。 「先生。大丈夫です 1人でも歩けますから 」 先生にそういうと 「だまって、抱かれてろ」 って言ってきた。