「ははっ。まぁいっか。美沙さんは?」

「あの、どうすればいいか分からなくて…」
わたしはとりあえず、リビングに案内した。

………

雅彦さんは、葬式からすべてやってくれた。

「あ、ありがとうございました。」
わたしは、こんなんにも無愛想なのに

「いいんだよ!美沙さんに頼まれてたしね。」
雅彦さんは優しかった。

「華ちゃん。俺と住むことになるけど…いい?」
言いにくそうに言う雅彦さんに、迷惑かけれなくて

「わたしなんかが一緒にすんで迷惑じゃないのであれば…」
一様OKした。

「よかった。じゃぁ、今週にはもう引っ越そう。」

「はい。」



お母さん。わたしはお母さんがいなくても、大丈夫そうですよ。









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