ふざけんな、お前みたいなヒステリー女、誰が、と振り返ると
部屋中に女の幽霊が







う、うわー、やめろー、と腰を抜かし後ずさり、するとごつんと壁にぶつかり、手に冷たい感触が、ガイコツの頭部だ







うわー、と手を引っ込めて目をつぶる






耳元で、
ダメ人間の義男君に嫁ぐ人って私しかいないよ。







はっと目を開き
このやろー、と首をしめる







笑みを浮かべながら気を失ったゆみ







翌朝義男は捕まった
殺人だって?いやー、ゆみは生きてるよ






義男は親の首をしめてしまった