◆ずっと。ほんと大好き°*



はぁー最悪!

廊下をとぼとぼ歩いていると。
『おい、歌音!』

ん゛?
『翔太!』


茶色がかかった髪に、
キリッとした目。


あたしの、一番信用できる…男友達。親友?

相談とか悩みは、全部
翔太に言ってる。
ちなみに、翔太。部活サッカー部だよ~!!!

『なんだよ。なに?新しい変顔?』


『ちがうー!!

補習になっちゃったぁ~


せっかく準決勝見ようとしたのに…あの

ハゲぴょんがぁ!!』


本当に見たかったのに!


『ふっ。

バカじゃん。』

なっ…!!!

なんですと!

『てか、そんなに見たいなら、

俺、とってあるから
こんど、見に来れば?』

やったぁあぁぁ!!

見れる~


『うん♪行く~行く~!!!ありがとう~』

『ん。わかった!』


『おい!翔太ー』

『あ、わりぃ!今、行く!


『じゃあ、友達呼んでるから!』

ぽん。と頭に手をのせて
翔太は、笑って友達の所に向かった。



あたしゎまだ、気がつかなかった。


翔太との、運命がかわっていたことに…