胸がギュッって締め付けられる。



理解してるつもりなのに、それでも嫌だという気持ちまではなくならない。



愛されて大切にされているのは分かっているけど、それでも独占欲はなくならない。






「雪乃?おい、雪乃、聞いてるか?」


「へっ?」





あたしはボーッとしてしまっていたらしい。





「もう眠いのか?」