BLACK&BLUE〜私の愛するヤクザ〜【続編】

「もしもの話だ。今、組がもめてるのは分かってるだろ?護衛もつけてるしな」


「はい」


「正直、お前がいると身動きがとれねぇ」





それって、あたしが重荷だってこと?



あたしの存在が弘さんに迷惑をかけてるの?





「俺がいなくなったら雪乃が悲しむかと思ったら無茶できねぇんだ」


「…………」


「だから俺がいなくなっても幸せに暮らすって約束してくれ」


「…………」