今だって泣いてしまって、結局弘さんに解決してもらうことになったのに。




「ひとりで抱え込んで解決しようとしたのか…」




弘さんはボソッと言うと、手招きをしてきた。



あたしはそれに従うようにベッドのそばまでいくと、手を引っ張られた。





「雪乃、愛してる…」