待合室の時計を確認すると6時すぎだ。



7時には子どもたちを起こさなきゃいけないよね。





「じゃ、一度家に帰って子どもたちを学校にやってきます」


「はい、分かりました。組長が目覚めたらすぐに連絡しますから」


「お願いします」


「おい、姐さんをお送りしろ」





あたしは送ってもらって家に戻り、子どもたちを送りだした。