BLACK&BLUE〜私の愛するヤクザ〜【続編】

体を離した弘さんはとても激しいキスをしてから『愛してる』と囁いてくれた。



あたしは泣かないように我慢しながら『あたしも愛してます』と言うと、弘さんより先に寝室を出て手を洗った。



そして玄関で弘さんを送り出し扉を閉めた瞬間、我慢していた涙が次々と溢れでた。



あたしは寝室のベッドに戻り少しだけ残ってる弘さんの温もりに触れていた。



分かってる。
泣いてもどうしょうもないって。