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さて。そろそろ時間だ・・・。
武者の魂は再び人間の体に入った。
今日こそ絶好の機会到来。
でも我慢だ。いっぺんに殺してはだめだ。
じわりじわり・・・。一人ずつ血祭りにあげてやる。
そして、最後はアイツ。アイツが復讐劇の全貌を知ったとき。そのときはもう遅い・・・。
今。歯車は着実に回り始めた。
復讐という刃に知能という防具。地獄の業火によって焼かれた心はこれから何人もの人間を殺すというのに何も感じないとは。
さて時間だ。もう、誰にも我輩をとめることなどできまい。
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